人見知り克服

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人見知りと対人恐怖症

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人見知りと対人恐怖症は違うもので、症状も異なります。人見知りとは、内気で引っ込み思案な性格のため、周囲の人と人間関係を上手に作ることができない状態をいいます。それに対して対人恐怖症は心の病気です。人前に出ることを恐れるあまり、日常生活に支障が出てしまう状態をいいます。

 

日本人には昔から、人前で目立たないようにする、人と同じほうがいい、という風潮がありますので、そういう社会的背景から人目が気になってしまう人がたくさんいます。対人恐怖症には、人前に立つと思うと恐怖を感じる、緊張する、息苦しくなる、手が震える、顔が引きつる、などの症状があります。こういった症状が現れるのは、人前でスピーチをしなくてはいけないとき、サークルなどの集まりの場、会食などの場面です。

 

人前で自分はこうしなくてはいけないという理想や、人前で恥をかきたくないという気持ちが大きくなり、そういった考えや気持ちを克服しなくてはいけないと思い詰めることが対人恐怖症のひとつの原因です。

 

思春期には対人恐怖症を発症しやすいのですが、思春期には自分の存在価値や、他人の自分に対する評価を考えすぎる傾向にあります。精神的にも弱さがある時期でもあり、人前で失敗したことがきっかけになり対人恐怖症を発症するケースがあります。

 

もうひとつ対人恐怖症を発症しやすいのは、就職をしたときです。今までは学生として勉強を一生懸命していればよかった生活ががらりと変わります。就職したばかりだと、自分の居場所がないように感じ、自分に自信がなくなり、不安になってしまう人がいます。そうなると人目が気になり、ひどくなると出社できなくなってしまいます。

 

対人恐怖症の治療には、薬物療法やイメージ療法、森田療法があります。ただの人見知りだと思っていたら、対人恐怖症という病気だったということもあるのです。症状が悪化する前に、心療内科を受診しましょう。医師が必要だと判断すれば、カウンセリングを薦められることもあります。治療をすれば治る病気ですので、しっかり治療をしましょう。



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