パニック障害の始まり
パニック障害はある日突然始まります。突然強い不安感に襲われ、このまま死んでしまうかもしれない、という恐怖を味わいます。私の場合もそうでした。それまで何の不安もなく、通学に、通勤に15年以上も電車を利用していました。ところがある日の会社帰りのこと、駅の階段をかけ上って発車間際の電車に飛び乗った途端、突然得体の知れない不安に襲われ、呼吸困難、動悸、手足のしびれ、冷や汗が起こり ました。結局、次の駅まで呼吸をすることができず、本当に死んでしまうかもしれない、と思いました。その日はなんとか家に帰りましたが、次の日から電車に乗ることが出来なくなってしまいました。
電車はもちろん、バス、自分が運転する車、タクシー、美容院まで不安を感じるようになってしまいました。電車に乗らなくては会社に行けないので、次の日すぐに精神科を受診し、パニック障害と診断されました。
薬を処方され、それを飲むと不安ながらも電車に乗ることができました。しかし慣れない薬を飲んだため、眠気がひどく、不安なはずの電車なのに何駅も乗り越す事態になりました。
それから7年経ちますが、今でも電車は苦手です。しかし、主治医の指示の元、薬の量の調整や行動療法を行い症状が軽減され、今では最小限の薬を飲めば満員電車にも乗れるようになりました。
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