仕事だけが生きがいで、毎日遅くまで仕事をし、仕事のことばかり考え、休みの日にも仕事のことばかり気にしている人を仕事依存症または仕事中毒(ワーカホリック)といいます。仕事人間のことをこのように呼ぶのですが、仕事依存症は他の依存症と同じく病気のひとつです。
仕事を一生懸命して何がいけないのか、と本人は言いますが、この考え方こそが仕事依存症だといえます。家にまで仕事を持ちこむ、休日も仕事のことばかり考える、仕事以外に趣味がない、仕事を他の人に任せられない、などの症状に思い当たれば仕事依存症を疑います。
仕事依存症は、仕事をしないとイライラします。そのため休みの日をのんびり過ごすことができず、休日出勤してみたり、家に仕事を持ち込んだりします。仕事をすることで安心感が得られるのです。仕事依存症の人はいつも仕事をしていますので、身体を休めることもなく、しまいには倒れてしまったり、うつ病になってしまうことさえあります。過労死は仕事依存症が原因で起こると考えてもいいでしょう。
仕事に夢中で家族のことを考えなくなります。妻との会話もなくなるため夫婦仲が悪くなったり、子供と遊ぶこともないので母子家庭のような家庭環境になります。仕事依存症は仕事に夢中になるだけなので、アルコール依存症やニコチン依存症のように家族に迷惑をかけないと思う人もいますが、それは違います。
仕事依存症を改善するには、まず趣味やスポーツなど仕事以外のことに楽しみを見つけることが必要です。家に仕事を持ち帰るのもいけません。休日は睡眠をとるなど身体を休ませたり、リフレッシュするための時間にします。また仕事を抱え込むことをせず、他の人に任せてみましょう。