レディースキャッシング レディースローン

一般的ないわゆる消費者金融(サラ金)と違い、店頭で応対するオペレーターや店員のほとんどを女性が占めているのがレディースキャッシング、レディースローンの特徴です。なかにはスタッフ全てが女性というところもあります。これは普通、女性だけでは消費者金融(サラ金)のお店 や消費者金融が多く入居しているビルに入るのに抵抗があってなかなか入りづらいことから、窓口で応対する店員を全て女性にすることで、その心理的抵抗を取り除くことに成功し、その結果、女性の利用者が増えてきています。

また女性向けに金利を安くしたり、融資枠を拡大したりして、女性向けのサービスを行っています。普通の消費者金融では専業主婦やフリーターだと｢本人に収入がない｣と見なされ、借り入れを断られることもあります。そういったことから、最近では大手の消費者金融でも女性専用フリ ーダイヤルを設けている会社もあります。

2006年1月に最高裁の判決で、出資法の上限金利である29.2％と利息制限法の金利15〜20％の間 のいわゆる｢グレーゾーン(灰色金利)｣を金融会社が受け取ることが厳しく制限されるようになりました。最高裁はグレーゾーン金利が認められる条件を大幅に制限する判断を示しており、グレーゾーン金利の見直しは避けられない流れとなりました。また2006年12月20日には貸金業法が改正され、上限金利が20％以下になりました。このような環境のもとで女性専門の業者を含む消費者金融会社は、出資法の上限金利を超えた灰色金利での営業が事実上継続できなくなりました。 なお出資法により、上限金利は貸付金額10万円未満の場合は年20％、10万円以上100万円未満の場合は年18％、100万円以上の場合は年15％になっています。