男性の更年期障害の症状について
男性にも更年期障害がありますが、その症状はどのようなものでしょうか。男性の更年期障害の症状には身体面、精神面、性機能障害の三つに大きく分けられます。身体面、精神面、性機能障害といってもその症状は様々です。
身体的症状には、ほてり、のぼせ、冷え、動悸などが起こる血管運動神経症状、しびれや知覚鈍磨などが起こる知覚異常症状、筋肉痛、関節炎、肩こりが起こる運動器官症状、残尿感、頻尿、尿の勢いの低下が起こる泌尿器系症状などがあります。
精神神経症状には、頭痛、めまい、耳鳴り、睡眠障害、不安、呼吸困難などがあります。
性機能症状では性欲の低下、ED(勃起不全)、朝立ちの減少などがあります。
人によって症状に違いがありますが、主な症状は上記のようなものです。このように男性の更年期障害は女性の閉経前後のような特徴的なはっきりした身体症状が出るわけではありません。症状の個人差が大きく、その症状も複雑で個人差があることもあり、男性の更年期障害は気付きにくいものです。
男性の更年期障害はまだあまり知られていません。しかしその原因は男性ホルモンの影響とストレスだといわれています。現代はストレス社会と言われており、精神的なケアが必要な人が増えています。仕事上のストレス、リストラへの不安、子供が自立し夫婦二人だけの生活になった、などが原因で過度のストレスがかかることがあります。
男性の更年期障害について正しい知識を持ち、対処の仕方を知っておくと男性の更年期障害を防ぐのに有効です。次のページでは男性の更年期障害の原因について書いていきます。
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