男性の更年期障害とうつ病について
男性の更年期障害とうつ病には密接な関係があるといわれています。特に男性の更年期障害により発症したうつ病は長引く傾向にあります。40代になると、20代、30代の若く身体的にも精神的にも充実していた頃と比べ、腕や足の筋肉が萎縮して細くなってしまいます。下腹やおなか周りが急に出てきたという変化が起こってきた人は更年期障害を疑い、注意する必要があります。
前のページで書いたのですが、もともとスポーツをずっと続けてきた人や、仕事をバリバリこなしてきた人は自分に自信がありプライドが高い人が多く、体型が崩れていく自分の身体を許せず、自分に自信が持てなくなってしまいます。そして自分に自信を失うと、気力、気合といった頑張ろうという気持ちがわいてこなくなり、身体を動かさなくなるため身体がなまり、さらに身体の機能が低下することになります。
このような状態に陥り、それが続くことで、特に今まで自分に自信を持って何事にも取り組んで来た人は、集中力や忍耐力が失われ、うつ病を発症し、何もする気が起きず、頑張るということができなくなってしまいます。
そういう状態になてしまた自分を受け入れることは、今まで仕事がよく出来た人やスポーツが得意な人ほど、昔の輝いていた自分と比べてしまって難しいことです。衰えてしまった自分を責め、周りの人の視線が気になり、外出したり人に会うことも避ける「うつ状態」になってしまいます。
うつ病の症状には不眠症があり、不眠症のために夜眠れなくなると昼間に眠くて仕方なくなり、いわゆる昼夜逆転の生活になってしまいます。そうなると仕事も手に付かなくなり、集中力、忍耐力、気力がなくなった自分に嫌気がさし、そんな自分の姿に悩んでしまい、うつ状態が長引いてしまうのです。
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