インターネット依存症の治療

 

インターネット依存症の治療というのはどのようなものか知っていますか?一般的な依存症の治療には専門医にかかることになるのですが、日本にはまだインターネット依存症の専門医はいません。
インターネット依存症には他の依存症のような、決定的な治療方法や対処法がまだないのが現実です。

 

 

しかしインターネット依存症にうつ病や神経疾患をあわせて発症した場合、心療内科や精神科を受診することがあるようです。インターネット依存症にはこれといった治療方法がありませんが、病院に通わなくても克服できた例もあります。自分の意志で回復したという例には、パソコンが壊れてインターネットが出来なくなったなど、何らかの理由でインターネットが出来なくなったことや、インターネットで不快な思いをした、インターネット依存症のことを知り嫌だと思った、インターネットをすることに飽きたなどが挙げられます。このようにインターネットからいったん離れることが回復に繋がります。

 

また家族など周囲の人の協力により回復した例もあります。インターネット依存症の人はどんな様子だか見せる、インターネット依存症から回復した人の話を聞かせる、別のことに興味を持たせる、パソコンや携帯電話を使わせないなどがあります。自分のことを客観的に見ることで自分はインターネット依存症だということを理解させることが回復させるきっかけになります。

 

しかし重度のインターネット依存症の人は自分が依存症だということを認めず、開きなおることもあります。パソコンを取り上げられて暴力を振るうこともあるようです。ここまでいかない軽度のうちにインターネット依存症を発見することが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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インターネット依存症はパソコンやスマホ(携帯電話)からインターネットにアクセスし、夢中になり仕事や日常生活が手につかなくなる病気です。こちらとはどのような症状をインターネット依存症というか紹介します。