買い物依存症の克服

 

買い物依存症は必要がないのにどんどん無駄な買い物を続け、しまいには借金をしてまで買い物にのめりこむという病気です。特にほしいわけでもないのにモノを買ってしまう、給料のほとんどを買い物につぎ込む、買い物をしたくて他のことが手につかなくなる、買い物をしてもまたすぐ次のものを買いたくなる、借金してでも買い物をしたい、などの症状があればそれは買い物依存症かもしれません。

 

買い物をすることはストレス解消になりますが、それがエスカレートしてしまい、買い物依存症になります。もし自分が買い物依存症なのではないかと思ったら、他のストレス解消方法を考えたり、クレジットカードを解約して使えなくしたり、買い物を控える方向に持っていったほうがいいと思います。

 

 

買い物依存症の克服には専門家に相談することがよいのですが、自分が努力すれば克服できます。まずお財布の中には最低限の金額しか持たないようにしましょう。急に必用なこともあるかもしれないからと多めに入れておくと、それを買い物に使ってしまう可能性があります。もし職場などで急に集金があれば、その時は立て替えてもらうようにすればよいのです。

 

一番良いのはクレジットカードを持たないことです。ただ、今はクレジットカードがないと何かと不便なことも確かです。お店独自のクレジットカードを発行しているところもありますし、お財布の中には数種類のカードが入っているという人がほとんどでしょう。カードにはそれぞれ限度額がありますので、それを併せればかなり高額な買い物ができてしまいます。クレジットカードはこれと決めた1枚だけにして、それだけ持つようにするとよいでしょう。

 

周りの人の協力を得るために、自分が買い物依存症であることを知らせることも必要です。周囲の人に知られるのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、きっと回復のために協力してくれます。そして周囲の人の期待にこたえるために自分を管理できるようになります。買い物依存症の人は自分がどのくらい買い物にお金をかけているか自覚していないそうです。現実を知るのが怖いからでしょう。手帳などに毎回自分が何をいくらで買ったのかを記録する習慣をつければ、自分でも注意することが出来て効果があります。

 

以上の方法を活用すれば、必ず買い物依存症を克服できます。周りの人の協力と自分の努力で買い物依存症を克服しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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買い物依存症とは
買い物依存症は買うという行為でストレスを解消する依存症です。モノに執着せず、買うという行為に快感を覚えます。こちらではそもそも買い物依存症とはどのような症状なのかをご紹介しております。