ギャンブル依存症の症状

 

ギャンブル依存症とは、パチンコ、競馬、競輪、競艇などのギャンブルをして儲かったお金への執着が強く、自分の意志ではギャンブルをやめられなくなってしまった状態のことです。毎日のようにギャンブルをしないと落ち着かない、物足りない、と思うようになったら要注意です。ギャンブル依存症になりかけています。

 

何をしていてもギャンブルのことが頭から離れなくなり、ギャンブルが生活の最優先事項になってしまいます。例えば仕事や家族との時間を早く切り上げてまでも、ギャンブルをするための時間を作ろうとします。ギャンブルすることに関して自分でコントロールできない状態になったら、初期のギャンブル依存症といっていいでしょう。

 

 

ギャンブルができないと集中力もなくなり、落ち着かなくなってきます。ギャンブルができずにイライラするため、仕事でミスをすることもあります。ギャンブルが出来ないことへの不満から、周りの人に対して感情的に接したり、言葉遣いが乱暴になったりもします。人に何気ないことを指摘されただけで、我慢できず激しく言い返したりします。

 

ギャンブルをしないと眠れなかったり、イライラしたりの離脱症状が起きたり、貯金を崩したり、借金をしてまでギャンブルにお金を使うようになったら、これは本格的にギャンブル依存症を疑ったほうがよいでしょう。この状態になると家族や周囲の人とのトラブルも頻繁に起こります。ギャンブルを禁止されるのが嫌なので、嘘をついてまでギャンブルするようになります。またギャンブルの勝ち負けに感情までも左右されて態度に出るため、家族や周りの人も振り回されることになります。

 

仕事にも当然影響が出ます。早退、欠勤してギャンブルに行くようになります。借金をしてギャンブルをします。こうなったらギャンブル依存症の末期症状だといえます。借金を返済するために更にギャンブルをして借金を作るという悪循環に陥り、借金だけでは足りなくなり、横領や窃盗などの罪を犯してまでギャンブルをします。もうギャンブルへの欲求を抑えることができないのです。

 

家庭では家庭内暴力や虐待が行われたり、様々な問題を起こします。既に普通の生活を送ることが不可能になり、家族や仕事を失います。精神的に追い詰められて、ついには命まで失う人もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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