低血圧について
男性より女性に多くみられるのが低血圧症という病気です。低血圧症は身体の弱い若い女性によくみられます。
低血圧症という病気には2種類あります。
本態性低血圧症は原因となる病気がないのに低血圧になります。続発性低血圧症は心臓や血管の病気、癌、内分泌疾患などの病気が原因で低血圧が引き起こされます。
低血圧症は最大血圧が100mmHg以下の場合を指しますが、本態性低血圧症で身体にこれといった不快感がなければ心配しなくても大丈夫です。多くの低血圧症は本態性低血圧であるといわれており、遺伝的要素が原因の多くを占めるようです。
また、不規則な生活、偏った栄養摂取、女性ホルモンの乱れ、ストレスなども低血圧症を引き起こす要因となります。
女性に多い低血圧症は食生活がおおいに影響しますので、野菜、良質なタンパク質、豆製品などをバランスよく食生活に摂り入れ、食生活を改善するようにしましょう。特に低血圧症に良いとされる食材は、納豆、いわしの丸干し、ホタテの貝柱などです。
病気からくる低血圧でなければ、薬に頼らず、バランスの取れた食事・規則正しい生活・軽い運動など生活を見直すことと、趣味を楽しんでストレス解消を心がけることが大切です。