金属アレルギーの検査の方法について
金属アレルギーの症状は様々なので、検査をするには、口の中と全身の両方の状態を見る必要があります。そのため歯科、皮膚科、内科と多角的な検査をすることになります。
【口腔内検査】
視診、レントゲンによる検査です。口の中と歯の状態、金属の有無を調べます。金属アレルギーがあると、歯肉や舌、頬の粘膜が赤くなったり、白くなったりしていることがあります。
【歯科金属検査】
金属を使った帯電試験、機器を使った金属漏出度測定です。口の中で多種類の金属が使われていると金属アレルギー発症の危険性が高くなります。歯冠や歯の詰め物の一部が黒く変色している場合は、ガルバニ電流が発生しているかもしれません。
【パッチテスト】
皮膚科か内科で行います。上腕部にアレルギーの疑いのある金属を貼り付けて肌の反応を見ます。皮膚症状が発現しないよう、慎重に行わなくてはなりません。
【毛髪ミネラル検査】
0.2g(約150本)の毛髪を採取して検査します。髪の毛を切ったことは全くわからないほどの少量を採取します。毛髪に蓄生されている有害金属レベルを調べることにより、体内に溜まっている有害金属量を測ることができます。デトックスをしている最中は一時的に数値が増加し、その後減少していきます。
【リンパ球刺激試験(リンパ球幼弱化テスト)】
血液から採取したリンパ球に、アレルギー物質の口腔内金属を取り込ませて過敏反応をするかどうかを調べる方法です。
【唾液分析】
口腔内検査で行う検査です。唾液の性質が金属の腐食に影響する場合があるからです。また唾液のpHや分泌量はイオン化傾向やガルバニ電流の発生に関係があります。
【金属含有レベル検査】
血液中の有害金属の含有レベルを測ります。以前は急性鉛中毒の時に行われていた検査です。
【生活環境アレルギー検査】
全てのアレルゲンを対象にした総合的な検査です。疑わしいアレルゲンについて検査します。
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