アルコール依存症とは
アルコール依存症はかつては慢性アルコール中毒と呼ばれていました。つまりアル中です。今では慢性アルコール中毒という言葉は差別用語として認識され、使われなくなりました。アルコール依存症はアルコールがないと落ち着かない、アルコールをやめようと思ってもやめられないなどの症状があります。
アルコール依存症になると日常生活を普通におくれなくなります。そしてそれが家庭内のトラブルに発展したり、職を失ったり、事件、事故の原因になったりすることがあります。また肝硬変などの肝臓の病気、高血圧症、うつ病、神経障害などの病気の原因にもなります。
以前は、アルコール依存症になるのは本人の意志が弱いからだといわれていました。しかし現在では精神の病のひとつとされています。精神の異常のため、アルコールの摂取、つまり飲酒に関して自分でコントロールできない状態になると考えられています。日本人でお酒を飲む人の人数はおよそ6000万人いると言われています。そしてその中でアルコール依存症の患者数は230万人です。
これはお酒を飲む人の26人に1人がアルコール依存症であるということになり、かなりの数だといえます。つまりお酒を飲む人なら誰でもアルコール依存症になる可能性があるのです。日本で大量飲酒者と呼ばれるのは1日に飲むアルコールの量が150ml以上の人です。これは具体 的なお酒の量にすると、ビールなら大瓶6本、日本酒5.5合、ウイスキーのダブルで6杯分に当たります。
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