キッチンドランカー

 

キッチンドランカーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。台所にはお料理に使う日本酒やワインがあると思いますが、キッチンで家事をしている女性が料理用のお酒を味見のつもりで飲んでいるうちに、お酒を手放せなくなりやめられなくなってしまう状態をいいます。
キッチンは女性がいることが多い場所ですし、お酒が簡単に手に入る場所でもありますので、キッチンドランカーと呼ばれるようになりました。

 

 

これはアメリカから始まった言葉で、アルコール依存症の女性を指す言葉です。女性がお酒に走るのは、夫婦の間が上手くいかない、失恋した、子育ての悩みなど、精神的に弱い状態のことが多いといわれています。お酒を飲んでつらいことを忘れようとするのですが、キッチンドランカーという言葉どおり、アルコール依存症は主婦に増えています。そして年齢が上がるほど多くなっています。

 

例えば40代の主婦の例をみてみましょう。40代の女性は育児が一段落する人も多いでしょう。育児に取られていた時間がなくなった分、自分の時間が増えますが、その時間を有効に使うことができず、仕事や趣味が見つからない人もいます。そうして暇な時間をどう過ごしたらいいのかわからずに、時間を持て余すことになります。そのことがストレスになってしまい、お酒を飲むようになってしまうのです。
今まで子育てで忙しかったために友人と飲みに行くこともなかったため、時間に余裕が出来たときに友達を誘って飲みに行くこともできず、家で1人でお酒を飲むようになります。1人で飲んでいると、飲みすぎても止めてくれる人もいませんので、お酒の量がどんどん増えていき、 アルコール依存症になってしまいます。年齢的にも更年期や閉経などホルモンバランスが若い頃と違うため、身体がアルコールを処理でき なくなっており、アルコール依存症になるのも早いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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