ニコチン依存症とは

 

はじめて喫煙した時、肝臓がニコチンをうまく分解することができず、急性ニコチン中毒になることがあります。しかし喫煙を繰り返すうちに肝臓はだんだんニコチンを分解できるようになります。そうするとタバコの本数が徐々に増えていき、血液中に常に一定量のニコチンがあることを身体が求めるようになります。これがニコチン依存症の症状です。

 

 

喫煙は肺がんや生活習慣病の原因になります。これらの病気を予防するために、医者から喫煙指導を受けることができ、これがニコチン依存症の治療となります。ニコチン依存症の治療は医療保険の対象になります。

 

タバコは好きで吸っている、趣味である、習慣である、と考えてしまいますが、実は喫煙者はニコチン依存症なのです。ニコチンはもとから人間の体内にあり、大脳や自律神経の伝達物質としての働きをしています。しかし、このニコチンとタバコを吸って体内に入るニコチンとは違います。

 

喫煙して体内にニコチンが入ると、脳に影響し、ニコチンが体内にないと正常に機能しなくなってしまいます。タバコを吸うことにより、集中力がアップしたり、リラックスできるのはそのためです。ニコチン依存症になると、血液中のニコチンの量を一定に保とうとします。たとえば、普段吸っているタバコよりニコチンが少ないタバコに替えると、身体は一定量のニコチンを維持するために、吸う本数が増えたり、吸うスピードが速くなったりします。

 

そうすることにより体内に入るニコチンの量を一定にします。だからニコチンの少ないタバコに替えても、タバコを減らしたことにはならないのです。

 

 

 

 

 

 

 

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