抗うつ薬
うつ病を治療する薬として精神科や心療内科で処方されるのが抗うつ薬です。「こころの治療薬 ハンドブック」星和書店、では、心の病気の治療に使われる様々な薬の説明、用量、実際に処方した際のエピソード、処方の留意点、服用の仕方と留意点が載っていて、大変参考になります。こころの治療薬ハンドブックには、以下のような薬が挙げられています。
抗うつ薬・抗不安薬・向精神薬・抗てんかん薬・抗パーキンソン薬・脳循環代謝改善薬・抗躁薬・抗酒薬・気分安定薬・抗痴呆薬・その他
薬について解説した本が手元にあると、病院で処方された薬について知識を得ることができ、薬について理解するのに役に立ちます。家族がうつ病と診断され、こころに関する薬を処方されたら、その薬について調べて理解するようにしましょう。うつ病になってしまった本人が薬について調べるという行為は病気の性質上難しいと思います。ご家族が調べて、薬と治療について知っておくことが大切です。
「こころの治療 ハンドブック」星和書店、で紹介されている抗うつ剤のひとつにアナフラニール(一般名クロミブラン)があります。この薬について「こころの治療 ハンドブック」星和書店、には以下のように書いてあります。
〜効果はSSRIよりも確実だといわれているが、人により口が渇く、尿が出にくくなる、便秘するなどの副作用がかなり強く出る。このような症状が出た場合には、他の抗うつ剤に変更してもらえるよう医師にお願いするとよい〜
このような説明は具体的で大変わかりやすく、安心して治療に望めることでしょう。
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