貸金庫の役割

 

貸金庫とは、銀行や信用金庫など金融機関にある大きな金庫の一部を借りて、そこに貴重品を保管してもらうという金融機関が行っているサービスのことです。銀行はお金を預けるところという感覚があると思いますが、実は貴重品も預けることができるのです。しかし誰でも預けられるわけではなく、どこの金融機関でも預かってもらえるわけでもありません。

 

まず絶対に必用なのは貸金庫を利用しようとする金融機関にあなたの口座があることです。そして普通預金にお金があるだけでなく、ある程度の残高を長期に渡って預けている(預ける予定がある)ことが条件になります。残高の目安は金融機関によって違いますが、1千万以上、期間で2年以上でしょう。

 

さらに審査があります。貸金庫を利用するための審査では預金残高や取引実績、これから取引を拡大できそうか、などを見られます。なぜ貸金庫を利用するために審査が必要なのかというと、金庫の中に入れてはいけないものに関して規約はありますが、実際に何を入れたのかを銀行はその都度チェックをしません。また貸金庫室で他のお客様と顔を合わせることもあります。

 

 

ですから取引実績も預金残高もなく、どのような人かもわからない人は、貸金庫の中に危険なものを入れる可能性もないとは言えず、他のお客様に迷惑がかかることも考えられ、セキュリティーの面からまず審査が必用になります。

 

また貸金庫のスペースも限られていますので、金融機関としては、これからも預金をたくさんしてくれる人に優先して貸し出すことになります。貸金庫を貸し出しできる数は、一般的な大きさの金融機関の支店1軒あたり200個くらいでしょう。一度借りると、ご本人が亡くなるまで契約している人がほとんどですので、空きがない可能性もありえます。

 

さて、この審査に通ると、有料で貸金庫の利用が可能になります。では貸金庫はどのような時に使えるのでしょうか。中に貴重品を入れて地震や津波、火災、盗難から守るという意味では家庭用の金庫と同じです。しかし貸金庫は家庭用の金庫と比べ物にならないくらいセキュリティーがしっかりしています。丈夫さの点から見ても問題なく、阪神大震災や東日本大震災でも貴重品を守ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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