貸金庫利用のメリット
貸金庫を使うということはやはり貴重品の保管方法としては特殊な方法といえるでしょう。しかし現在、日本で考えられる貴重品の保管方法で最も安全な保管方法であることは間違いないといえます。銀行や信用金庫など金融機関のセキュリティーは一般の人には考えられないほどしっかりしています。
そして貸金庫のセキュリティーは特に厳重です。火事が起きたり地震、津波が来ても問題ないでしょう。東日本大震災や阪神大震災にも耐えられました。盗難も考えられません。それくらい厳重に保管されています。銀行に強盗が入ったとしても、お金を出すように要求はしますが、貸金庫の鍵を開けるようにとは言わないですし、そんな時間的な余裕もありませんね。
つまり貸金庫の最大の魅力はそのセキュリティーのレベルの高さです。災害と盗難からほぼ完璧に貴重品を守ることができるのです。また、それ以外の特徴としてはプライバシーが守られることです。貸金庫の中に保管されているものに関する秘密は絶対的に守られます。金融機関でさえ、その中に何が入っていることを知ることはありませんから、その中身が何かということが外部に漏れることはまずありえません。またいちど貸金庫のスペースを借りてしまえば、営業時間内であれば出し入れは自由です。ではデメリットは何かを考えると、お金がかかることと、保管するために金融機関に行かなければならないことでしょうか。
しかしこれだけの安全が保障されるなら、金額は決して高いとはいえません。深さ約7cm、幅約約25cm、奥行き約40cmの一番小さいもので年間使用料が1万円台というのは安いといえるのではないでしょうか。ちなみにこの大きさで個人が書類や金塊を保存するのには十分な大きさです。
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