貸金庫 サービスの違い

 

貸金庫の契約期間ですが、これは金融機関により様々です。半年、1年、という期間の契約が多いのですが、もっと長期間の契約が可能というところもあります。契約期間が切れると預けられないというわけではなく、その都度、延長するための手続きが必要になります。また継続手続きは必要なく、お客さんから解約の申し出があるまで自動継続になる金融機関もあります。

 

貸金庫のタイプも金融機関によっていろいろで全自動、半自動、手動型の3種類あります。これは全自動が良くて、手動が悪いというわけではなく、どちらにもメリット、デメリットがあり、使用する人の好みのよってどちらがいいか違ってくると思います。また同じ金融機関でも支店によりタイプが異なることもあります。例えば新しく出来た支店の貸金庫は全自動、古くからある支店の貸金庫は半自動、ということもあります。金融機関の各支店に確認し、自動、手動といってもイメージがわかないと思いますので、契約する前に見学させてもらうといいでしょう。

 

 

利用条件は金融機関により更に差が出るところです。利用可能時間、利用料金、支払い方法は金融機関が独自に設定しています。この利用条件が、どの金融機関の貸金庫を利用するのかの決め手になるでしょう。貸金庫は法人や資産のある個人が利用することが多いです。そのため一般の人にはあまり縁がなかったかもしれませんが、価格は年間で1万円台のところもあり、安全性を考えると安いといえるかもしれません。貸金庫の利用を検討してみたらいかがでしょうか。

 

手動、半自動、全自動貸金庫の詳しい説明

 

貸金庫には手動半自動全自動の3種類があります。

 

手動式貸金庫の利用方法
  1. 利用者は銀行窓口で貸金庫利用申込書を記入し、届け印を捺印する。
  2. 銀行の貸金庫担当者が印鑑票と照合し、金庫室の鍵を開け、利用者に入室していただきます。
  3. 貸金庫ボックスは利用者自身で鍵を使って取り出します。高い所にある金庫ボックスは脚立を使うなど、箱の取り出しが大変なことがあります。
  4. 金庫室での出し入れが終わったら、利用者が内線電話で銀行担当者に連絡し、担当者が鍵を開けて退出する。

 

 

半自動貸金庫の利用方法
  1. 銀行はお客様に貸金庫利用カードを発行します。
  2. 銀行の営業時間中ならいつでも来店し、担当者を通さずに受付の機械にカードを通し、暗証番号を入力してご自身で金庫室に入室できます。
  3. 「半自動」というのは金庫室の入退室が銀行担当者を通さず自動でできるという意味です。なのであとは手動貸金庫と同様、利用者が貸金庫ボックスうを取り出します。
  4. 退出時には貸金庫カードを機械に通し、暗証番号を入力するとドアが開き退出できます。

 

全自動貸金庫の利用方法
  1. 銀行が発行した貸金庫利用カードで金庫室に入室します。
  2. その後、個室に入ります。
  3. 個室の機械に利用者自身が貸金庫ボックス番号と暗証番号を入力します。自動的にボックスが個室ブースまで運ばれて来ます。
  4. はしごを使ったり、重い貸金庫ボックスを持ち運んだりしないで済むので、ご年配の方でも安心して使っていただくことができます。また金庫室で他のお客様と顔を合わせることもなく、安心です。

 

 

どのタイプの貸金庫を使っているかは、銀行の支店によります。自分の取引銀行の取引支店がどのタイプの貸金庫を設置しているのか、確認してみてください。

 

貸金庫は、取引年数、取引金額、取引内容などを銀行が審査して使えるようになるサービスなので、自分の取引銀行の取引支店がどのタイプを設置しているかはある意味運のようなものかもしれません。半自動がいい、全自動がいい、と選ぶことができません。

 

たしかに全自動は便利ですが、手動より半自動のほうが、半自動より全自動のほうが、料金は当然高くなります。便利さと金額は比例しているということになります。多少不便でも半自動や手動を好むお客様もたくさんいらっしゃいます。

 

機械が自動的に間違った箱を運んできたらどうしようと思われる方もいらっしゃいます。実際には銀行の設備は大変しっかりしておりそのようなことおが起きることは絶対にありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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